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新垣 裕一 yuichi shingaki

テックベジタス株式会社 代表取締役

直売を支える情報共有システム「​​沖縄農業革命」 開発者

エシカル投票アプリ​「もぐのーと」発案者・開発者

Eメール

所在地

沖縄県南城市大里

​字嶺井518−2

会社設立日 / 資本金

2022年11月7日 / 400,000円

沖縄の農業革命を迎える日を夢見て

沖縄は、立地が島々によってできている県です。そのため、農産物を送るためにも、そして持ってくるにも輸送費がかかる特徴があります。ICTが普及するまでは、限られた情報の中で、限られた選択肢の中で、数社独占の出荷形態を取っていたはずです。そして近年、様々な販路形態が創出され、生産者側の選択肢が多くなりました。しかし、沖縄においては根本的な解決がなされていないと考えます。これまでのビジネスモデルに限界を感じます。個人農家・生産法人が県内の売り場を奪い合う現状。そして、県外に出荷する業務を限られた組織しか行えない現状。輸出も大きな成功事例がなく、業界へのインパクトがありません。そんな閉塞感が感じれる沖縄に、革命の糸口を見つけることができれば…

それは、情報ではないか…?私が農業業界に関わった11年。大学期間を入れると15年。これまでの経験を振り返って、それを感じました。取引を新たに開始するためにも、それを継続するためにも、情報は不可欠で、また関係者に共有することも重要です。どうやら農業現場はそれが「苦手」のようです。

本システムは、現場に沿ったニーズを汲み上げながら開発するために段階を分けてリリース。キャッチコピーを「直売を支える情報共有システム」とし、この課題解決に取り組んでまいります。

これまで”農業革命”を起こすために模索してきたこと

2007年

農業の課題に

​直面している期間

2011年

課題解決のヒントを

​探している期間

2013年

得た知見を

実践してみた期間

2015年

挫折から立ち上がり

​もう一度現場を学ぶ期間

2019年

- 未来の農業を考えるキッカケ -
琉球大学農学部生物生産学科農業経済学研究室

「耕作放棄地の解消と課題」を卒業論文にしました。取り組むにあたって、「沖縄農業のこれから」を考えるきっかけになりました。どうしたらもっと農業所得を上げられるかを考え始めました。

- 農業ビジネスを考えるキッカケ -
沖縄県農業協同組合南部営農支援センター
農産部直販課配属

農産物の販売方法や流通過程を現場で学びました。また、このとき農家がJAに対する不満を何度も口にする状況を目の当たりにし、「どうやったら改善できるのだろう」と考えていました。

- マーケティング、ネット通販の世界を知る -
​IT企業に転職

自分で農業サービスを創りたいと考え、意を決して転職。リスティング広告とネットショップ戦略を中心に学びました。この時から農業にはICTが欠かせないと考え、色んな展開を考え始めました。マーケティング知識がつき、さらに楽天市場やヤフーショッピングなどのネットショップ制作・運用にも関わりました。「共創」という考え方はこの時から得たものです。

- 初めてのサービス提供|挑戦と挫折 -
アグレボ沖縄

これまでの疑問を解決するべく「農業革命」を掲げ、農業支援活動を開始しました。株式会社タンクルと業務提携して、ネット上の直売所「ファームズマーケット」を運営しました。(2016年10月サービス終了)2016年ぬちぐすいフェスタ実行員スタッフ、2018年8月~クムクム正規代理店。​ツクツクショップ運営開始

- 直売所運営を学ぶ -
うるマルシェ(農水産物戦略拠点施設)
株式会社ファーマーズ・フォレスト

「食を通じてうるまを元気に」をコンセプトにうるま市を中心とした沖縄県内の農水産物を直売している施設。施設には、直営スタイルで活発な6次化商品開発を体験。直売運営のノウハウ、生産者との連携、外販ノウハウの知識を重ねることができました。

手に野菜を持っている農夫

What you have achieved

​成し遂げてきたこと

  • 中国から農業資材を輸入し、供給する取り組みを行いました

  • 農業×福祉の連携を仲介し、人手不足解消に取り組みました

  • 補助金を活用して生産者のハウス設置を行いました

  • 産直ECサービスで売上1位を3週連続かつ2年連続で獲得しました

  • 県内スーパーに産直コーナーを増設し、生産者のブランディングに取り組みました

  • ブランディングシールをデザインし、付加価値向上の取り組みを行いました

  • 県外生産者との交流が行える環境づくりに取り組みました

麦わら帽子をかぶった農夫

しかし、大きなインパクトは出せなかった

様々な取り組み、業務を行なってきましたが、私が目指す大きな"うねり"とはなりませんでした。と同時に、大きな動きにチャレンジしようとした時にどうしても資本力が必要な場面が多々ありました。「成功するかも分からないビジネスにお金は出せない」と関係者から言われたり、口は出すけど、いざとなったら手を出さない人など、ビジネスを共に創り上げていく難しさを感じました。

自分にもっと力があれば…

自分にもっとみんなを幸せにできる提案ができれば…

私に欠けていたもの。

【実現性の高い継続性のある世界観を見せること】

そして、それが【自分1人で、最初はできること】

結局、これまでの私のチャレンジには

「いいことだけど収益性が少なく、これはスケールが難しいね」という結論がほとんどでした。

それでも、その小さなビジネスの事例を作ることに、チャレンジすることを諦めませんでした。

そして、その都度、こう思うのです。

​「またここで行き止まりか。どうやったら突き抜けれるんだ…」

モヤモヤした日々と、家族もいるのでこの夢を諦めなければならないかと思い始めていました。

そんなある日、私の人生を変える出来事が

私は、これまでしたこと、これからやりたいこと、こんなサービスがあったらもっと良くなることをまとめ始めました。それは、共に共感してくれる仲間が側にいたからでした。彼らと、もう一度、この夢を実現させるためにトライしたい。そして、沖縄農業革命の方法論を導き出しました。

「システムを作ろう」

地域間の情報を共有できる仕組みを作ろう。そして、そのネットワークを業界関係者までに広げていこう。

この構想を実現する手段の検討を始めました。​

当時の設計素案.png
ローコードで作れるんじゃないか

2021年11月

検討を始めた時、インターネットの世界が進んでいることに気がつきました。「ローコード」というジャンルが発展していたのです。かつ、YouTubeで解説している動画が豊富。これなら、初心者の私でもチャレンジできそうだなと思いました。

​しかし、いざ使ってみると、英語で分からない。。序盤でつまづいてしまいました。

2021年12月

そんなある日、私の人生を変える大きな出来事が。

それは、ICT専門の知人の一言でした。「このClaris FileMakerを使ってみたらどうですか?」

私は、すぐさま調べて、日本語で開発できること、サンプルファイルがあること、そして何より助かったのがオンライン学習でした。

​このClaris FileMakerと出会ってから私の世界が大きく広がりました。

畑仕事

夢中になって学ぶ日々、そして初めての開発へと…

それからは毎日があっという間でした。日中は、通常業務をこなし、夕方から夜中まで、オンライン学習。翌日は通常業務をこなし…

夢中になって勉強しました。そして、新しいことを知れたことに、自分で作れることに、ワクワクする日々を過ごしました。​そして、初めての開発に挑戦しました。

2022年2月

​初級編・中級編の受講完了。

2022年3月

​システム開発に取り組み始める。目標は生産者向けのバージョン1。
下旬:なんとか収穫カレンダーAppを完成。そして、アカウント管理機能が必要なことに気づく。そして、勉強、実装、勉強、実装の繰り返しを行いました。

2022年4月

生産者からヒアリングを行い始めました。防除管理や商品カルテのニーズを確認し、実装に取り組みました。
下旬:防除管理Appと商品カルテAppの実装が完了しました。農薬情報は独立行政法人農林水産消費安全技術センターのHPからダウンロードして加工しました。

2022年5月

iPad、iPhoneに対応したレイアウトを作成。その他にも…
上旬:ローカル上でiPad、iPhoneに対応したレイアウトを完成させました。ボタンやバックグラウンドで動くシステムの確認(デバック)も行いました。
中旬:社名の変更、会社ロゴ、サービスのロゴデザインの作成、ホームページの作成を行いました。
下旬:クラウドファンディングの検討を行いました。実際に構築したシステムを、まずはモニターとして無料で使ってもらうための資金集めを行いました。
下部へ続く
野菜の収穫

私の世界観、ビジョン

沖縄農業革命の世界観は、

誰もが沖縄の農産物生産情報が確認でき、

それを求めることができ、

双方が利益が出て幸せになる世界観です。

生産者と農業関係者(バイヤーや直売所、仲卸業者、加工業者)、そして消費者が有機的に繋がり、沖縄の生産者を支える構造です。生産者は支えてもらえるからこそ、安心して生産活動ができます。良い農産物栽培を極めることができます。そして、珍しい品種栽培にもチャレンジできるものです。

今の沖縄農業には、有機的な繋がりがまだ足りないと感じているので、それをこのシステムで解決し、この世界観の実現に向けてチャレンジします。

沖縄農業革命イメージ図.png

その為に必要なステージ分け

ステージ1.png

ステージ1:プロトタイプ

生産法人向けシステムVer.1を完成させる!

これまでの生産者との会話と経験を思い出し、

ニーズのリスト化を行いました!

書いていくと、だんだん、作りたいもの中心になってきて初めに心の声が書かれています笑

 

優先度高い順から開発していこうと計画を立ててスタートしたのですが、、、

一番下にある防除日誌アプリが収穫カレンダーの後に開発しました笑

 

というのは、生産者や関係業者様から「あったらいいのになぁ」という声が多かったからでした。

 

開発には時間がかかりましたが、まずはテスト版としてお披露目できる形になりました!

2022年5月10時点

<沖縄農業革命for生産法人>

・収穫カレンダーアプリVer.1

・防除管理アプリVer.1

・商品カルテアプリVer.1

・業務一元管理アプリVer.1

 

の4つアプリです!

今後もテスト版アプリの構築して、左図のように機能を随時追加していきます!

ステージ2:水平展開

バイヤー向けシステムなど関連業界向けシステムバージョン1を完成させる!

機能を構築するにあたって、4つの目的にグルーピングできることに気づきましたので図にしてみました!黄金色は生産者向け機能です。

 

こうしてみると、生産者の機能ばかりですね笑

「直売を支える情報共有システム」なので、

生産者側の情報を上手くまとめることに注力した結果となっています。

 

ステージ2では、関連業界向けへのシステム構築ですが、2022年5月15日現在で「バイヤー様向け」を完成させております。

 

2022年5月15時点

<沖縄農業革命forバイヤー>

・【共有】収穫カレンダーアプリVer.1

・【共有】商品カルテアプリVer.1

・業務一元管理アプリVer.1

・メッセージアプリVer.1

 

今後の開発予定としては、

すでに要望のある「for仲卸」=野菜屋さんに向けたシステムを構築します。基本的に構築したアプリの応用+新規機能でシステムとしてまとめあげていく考えです!

 

その後、「for直売所」「for加工」と構築して、

最後に消費者向けアプリを構築します!

ステージ2.png
ステージ3.png

ステージ3:垂直展開

他サービスと連携する。サポート機能を充実させる!

ステージ3ではREST APIを活用して、外部データとの連携を図ったり、サービス連携や予測機能に注力していきます!下記は私が想像する完成した世界観です!

 

<検査体の写真をアップロードするだけ!?>

土壌を診断したいとき、あなたは予め定点センサーを設置した箇所から現在のデータ取得の指示をします。そこから土壌診断を行うことで現在の不足成分レポートを発行します。

なお、自然栽培の場合は圃場全体に生えている雑草を診断することでレポートを発行し、理想な圃場づくりをリードします。

 

※害虫同定・植物診断については、既存サービスがあるので新規で開発するよりも連携できるなら連携したいと考えています。

レポートした内容で必要な資材は提携した通販サイトから購入を行っていただくことができます。

 

<忙しい時に人手を借りられる!?>

農業は天気に左右されます。なので、収穫タイミングやピークは同時期に迎えることがあります。一瞬の採り遅れは、さまざまなリスクが伴います。

・病害虫の被害(菌類や虫)

・鳥害の被害

・長雨で圃場に入れない

・激しい温度変化による劣化(曇天後の晴天)

そんな時、2人で5日間の収穫をするより、

5人で2日間の収穫をした方がリスクは断然低いですし、効率がいいです。つまり、忙しい時に人手を借りることができる。それが「沖縄農業応援隊」=ボランティア団体です。

 

<農業経営って何?からプロ意識へ>

農業って誰でもやれるんです。大地の恵をもらう職業なので、収穫物が採れたら自由に売ることができます。そのため、アマ〜プロまで幅が広い!アマチュアの影響で、プロ農家が悪影響を受ける場合もあります…。例として、アマチュア農家による価格破壊。直売所が流行った時、そうでした。家庭菜園レベルで作っているので「いくら」でも良いとのこと。。

さて、この機能はそんな外部的環境、そして栽培技術など内部的環境を整理して「経営者」らしく農業経営をサポートする機能をイメージしています。

<明後日の値が上がることが分かれば、明日収穫すればいい!>

セリ市況が上がることが分かれば、事前に段取りしたら良いですよね !でも、そんなシンプルな話じゃないことは分かっています。究極、できればセリに頼らない「直売」が理想ということが知っていますから。では、話を戻して、セリには「数量調整する」という意味で出荷することにしましょう。出荷することがわかっているなら、セリが高いタイミングで出して、「圃場の数量調節」をしてみるのはいかがですか?

シーズンを通して、手取り平均単価が上がってると良いですよね。

ステージ4:半農半X連携

当システムの情報量を活かして組合を設立。共同販売や物流構成の検討と実施をする!

<沖縄農業応援隊から一部発展。農業協同組合を設立します>

情報の安定化→取引の安定化→ 経営の安定化

を体感している頃と予測しています。これをさらに強固なものとするために、物流の構成、異業種連携を行います。

主に、輸出をイメージしていますが、既存取引である県外量販店様などにスケールメリットを持たせる展開となります!

 

 

<沖縄加工製造業界の振興>

生産者ターゲットは、アマチュア農家。家庭菜園レベルだから「いくら」でもいい。を強みに、加工業者とのマッチングで安定的な収入を提案。

それによって、アマチュア農家の市場規模を全て加工業界に流してプロ農家の市場規模を拡大させたい考えです!

ステージ4.png
ステージ5.png

ステージ5:多業種連携

ステージ1~4の流れを基礎に多業種のリソースと融合・連携する!

商品カルテを軸とした「地域間の直売所連携」「地域間の仲卸連携」「地域間のバイヤー連携」などの多業種連携を進めていきます。

 

<地域の直売所連携>

JA直売所間連携は既に行なっていますが、これを地域にある道の駅や民間直売所でも行えるように情報共有システムを構築します。これにより、生産者の産地間交流も必然に起こってくると考えています!

 

<地域間の仲卸連携>

スケールメリットを活かした物流はやはり、仲卸業者の腕の見せ所。大きな量を動かし、量販店への細やかな対応ができる情報共有システムを構築します。

 

<地域間のバイヤー連携>

地域を代表する農産バイヤー同士が地域農産物をPRします。バイヤーがオススメする農産物を扱うことによって、小売業界における地域貢献度をアップさせます。イメージアップ戦略に貢献できるシステムを構築します。

ビニールハウス

プレゼン資料にしてまとめてみました

応援をよろしくお願いいたします

現在、クラウドファンディングをチャレンジ中です。是非、この世界観の実現に向けて応援しませんか?

あなたのお声をお待ちしています。沖縄の農業を盛り上げるために…

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